ロレックスは非常に堅牢な時計ですが一般人でも簡単に裏蓋を開ける事が出来る事はご存知でしょうか?
こんな時はありませんか?
内部から異音がするので状態を確認したい
真贋確認の為に内部が見たい
などなどオーバーホールや修理などプロが開ける時以外にも裏蓋を開ける機会があると思います。
工具さえあれば誰でも開けれますが多数専門工具も販売されておりどれが良いか迷いますよね?
そんな商品の中でもプロがオススメする工具を紹介させていただきます。
これ一つでロレックスの裏蓋開閉は安心して行う事が出来る一品です。
Contents
ベルジョンというブランド
今回数ある多くのロレックスの裏蓋オープナーの中でもこの「ベルジョン」社のオープナーを紹介させていただきます。
ベルジョン社は多くの有名ブランドがひしめくスイスにあります。今まで数多くの時計メーカーとの取引きの中で様々な工具を販売しております。
ベルジョンと聞けば時計好きは一度は聞いた事があるのではないでしょうか?
そんな歴史、実績ある工具メーカーが「ベルジョン」になります。
ベルジョンの裏蓋オープナー「5537」を勧める理由
数多くこちらよりも安い工具が有る中で工具の王様ベルジョンが発売しているオープナーが何故オススメなのか説明します。
ポイント
・精密な裏蓋金具との接合部
・長く使える丈夫な作り
・各モデルにあわせたサイズ調整可能な構造
これが非常に良いポイントなので説明させていただきます。
精密な裏蓋金具との接合部
工具の中でも一番重要なのはこの裏蓋金具の接合部分です。
メーカーによってはこのギザギザの接触が悪くなめしてしまう事もあります。
しかしこのベルジョンは非常に優れた接合部分の作りとなっておりコピー商品や著しい劣化のあるヴィンテージ以外は本当に寸分の狂いなくぴったりとおさまります。
長く使える丈夫な作り
慣れるまでは力の入れ方など難しくなめしてしまう事もあります。
ステンレスで作られたロレックスは削れる事はありますがベルジョンの工具の接合部分の山は削れる事が殆どありません。
かなり強い力で回す事がありますので体重などかける事がありますが工具が変形などする事もないです。
正確な使用寿命は分かりかねますが何年も使用する事が出来ると思います。
私が勤める会社も15年以上こちらのベルジョンのオープナーを使用しておりますが一度も買い替えた事はありません。
各モデルにあわせたサイズ調整可能な構造
こちらは6サイズの裏蓋サイズにあうセットとなっております。
裏蓋のサイズ径
●18.50mm
●20.20mm
●22.50mm
●26.50mm
●28.30mm
●29.50mm
このサイズですと一般的なメンズ、レディース、ボーイズサイズの時計は全て開ける事が可能です。
特に真贋などに使用していても困る事はありません。
一部ディープシーのような大型モデルは対応出来ない物もあるのは事実ですが基本的にあれだけ防水性の高いモデルですと素人が開けると著しく防水機能を下げてしまいメーカーにて裏蓋対応していただく事となります。
開ける機会がそれほど多くないので必要ないと思います。
安い工具をお勧めしない理由
最近は工具の価格も安価な物が多くなりロレックス用のオープナーも多くなりました。

決してダメな訳ではありません。製品として販売されていますので使用は問題なく出来ると思います。
しかしどうしても安い工具は安いなりの理由があります。
材質など安い物で作られていれば変形、破損の恐れがあります。
工具が壊れるのは良いですが壊れる時が実際に開閉している時なんかだと時計に傷をつけてしまう事もあります。
特にルーペなどで見ていただけると分かりますがロレックスの裏蓋のギザギザ加工はとても細かな綺麗な加工がされています。工具のせいで潰してしまったら大変です。
時計技師や鑑定士を仕事にされている方だと数多く使用すると思います。仕事中で必要な時に壊れたらとても困ると思います。
なんかあっても自己責任と言いきれる方でしたら安い物をお勧めしますが高い時計ですので良い工具をお勧めします。
まとめ
今回は仕事でも使用しているロレックスのオープナーを紹介させていただきました。
正直安い工具では無いです。安い物を探せば多数工具は販売されております。
しかし皆様が使用されているロレックスの時計は決して安い時計ではありません。一般的には高級時計と言われる物ですので工具も一流の物を使用される事をお勧めします。
特に何度も買い替える物ではありません。時計同様に一生涯の工具を選択していただければ幸いです。
簡単ではありますが実際の使い方についても記事にまとめてあります。
もし使い方が分からないなどありましたらこちらの記事を参考にして下さい。