世界5大ジュエラーのブルガリですが私も大好きなジュエリーブランドです。
ブルガリのB-ZERO1なんてとてもステキなモデルで個人的にはリングが欲しいです。
時計業界への参入は歴史が浅く1977年。私の年齢と大きくは変わらないなんてちょっと意外でした。
今では自社でムーブメントから作る本格時計メーカーとして人気を不動のものとしました。
ブルガリの時計をしている男性って素敵じゃないですか?
若い頃は成功された方が着ける時計なんだと憧れたのを覚えています。
本日はそんな有名ブランドから宝飾メーカーではありますがスポーツラインとして販売されたダイバーズウォッチ「ディアゴノ・スクーバ」を中古でお買い求めいただくお得な情報をお伝えさせていただきます。
Contents
BVLGARI ディアゴノ・スクーバ SD38S とは
ブルガリの人気ダイバーズウォッチ「ディアゴノ・スクーバ」
誕生したのは1994年。ザ・スクーバとして誕生して進化をとげて今なおブルガリの人気モデルとしてユーザーから愛されています。
こちらのディアゴノ・スクーバは一般的に使われやすい38mmケースです。私なんかは細身なのでこのくらいのサイズが腕回りにしっくりくるサイズです。
スーツなんかに38mmケースの時計は主張が強すぎずにオシャレに使いこなせるのでビジネスでは1本持っておくと便利ですよ。
ステンレスベルト、ラバーベルトと2種類存在しますがどちらも人気です。
ラバーはダイバーズらしさが出やすくステレンスベルトよりも安価ですので中古市場でも人気が高いです。
特に私は汗かきなんでステンレスよりラバーの方が蒸れにくくて良いかも!
ぶつけても傷を気にせず使えるので個人的にはラバーが好きです。
デザインはブルガリブルガリに近いラウンドウォッチですがダイバーズモデルらしく逆回転防止ベゼルを使用しているためブルガリロゴは文字盤のみにプリントされており派手さは少ないモデルとなっております。
でも一目でブランドは分かるこの高級感あるフェイス!
ベゼルもポリッシュじゃなくて凹凸があるから操作しやすいです。
新品販売価格はラバーよりステンレスのほうが高額ですが最近の中古相場をみるとそれ程大きな違いは見られません。
絶対ステンレスのほうが定価が高いので中古でもステンレスの方が高額と思いきや意外にもラバーとあまり価格はかわりません。
私みたいにラバーを良しと思っている方が多いのかも。
中古市場の価格は案外定価よりも人気が大切なんですよね。
ブルガリやカルティエなどの高級ジュエラーの時計は新品価格からは考えられない中古販売価格になります。
こちらのディアゴノ・スクーバも発売されていた当時は50~60万で販売されておりました。
ロレックスなどではありえませんが新品でも並行輸入販売店では割引も大きいです。
こういった事をご存知でない方ですと正規販売店で定価購入される方も多いと思います。
私もブランド品は正規店で購入するのが当たり前でした。
でもこの業界に入って愕然としました。
こんなに価格差があるなんて・・・
しかも同じ物なのに・・・
決して正規販売店での購入を否定する訳ではありません。
新作モデルがズラリと並んだ中から最高の接客を受けて購入する事が出来る素晴らしい購入方法だと思います。
以前、結婚指輪を正規店で購入しましたが言葉使いは完璧な敬語、身だしなみは素晴らしく、飲み物まで出てきました。
どんな難関な質問も何も確認せず出てくる出てくる。
日常の勉強をしっかりされておりストレスフリーで指輪を購入出来ました。
しいてストレスだったのは金額だけでしたよ。
しかし価格だけでいうと並行輸入で購入される選択をされれば新品で購入されるよりも60~70%も安く購入する事が出来ます。
こういった新品の割引もあるので中古販売価格は非常に下がる印象です。
これはイタリアブランド全般に言える事です。
ブルガリ、グッチ、プラダなど
これが高級ジュエラーの時計を中古で購入、もしくは並行輸入店で購入する事をお勧めしている理由なんです。
僕みたいなに結婚指輪なんかは中古は無理だと思いますがw
ブルガリ ディアゴノ・スクーバを中古で購入される3つの注意
ここからはディアゴノスクーバを購入するとき絶対見るポイントを大公開。
同じに見えても全然中古のモデルは個体差がいっぱいあるんです。
後で後悔しないように絶対覚えて購入前にしっかり見て下さい。
特に僕が鑑定士をやっていて何回も失敗をしたポイントです。案外言われないと気にならないポイントですがのちのち大きな弊害となってくる事、間違いなしです。
ポイント①:ラバーベルトの劣化
これが一番重要なポイント。
見落とすと使用する中で一番問題があります。
というのも時計落下で破損したという話しを良く聞きます。
ディアゴノ・スクーバはラバーベルトも人気モデルですので中古流通数も多いです。
ステンレスベルトよりも腕馴染みが良く軽量ですので使い勝手がとてもよく毎日使っても飽きがこない。
ラバーベルトの欠点は経年劣化によるラバーの割れ、千切れが全てといっても過言じゃありません。
見る時の注意点はベルトを少し曲げる事。
通常は亀裂など見えずまだまだ大丈夫そうに見えるベルトも曲げてみると亀裂だらけのブレスレットが多いです。
一目では分からないので綺麗に見えて買取した後にガッカリした事が数知れず。
ベルトが切れた際は交換が必要ですがメーカーに確認した所27,000円もかかるとの事でした。
殆どオーバーホールが出来てしまう高額見積もりに驚きが隠せませんでした。
ベルト付け根の形状を見ると複雑な形で社外ベルトの手配が大変です。
こんな形状じゃ社外は無理だと諦めがちですが流石現在の技術力!社外で多数販売がされているではありませんか。
お値段はなんと5,000~10.000円程で交換可能です。
後で交換が必要になったり切れたら悲しいですよね。
大変かもしれませんが1本1本ラバーを折り曲げて最高のコンディションのベルトを見つけて下さい。
注意ポイント
僕がよくやってしまったのが劣化具合を確認しようと強く曲げてしまいました。
そうするとどうなるか・・・
逆に千切れます。
今回ブログ用で強く曲げた画像になっていますが実際は少しだけ曲げて様子を見ないと僕みたいにベルトの寿命を短くしちゃいますよ。
ポイント②:夜光の種類
皆さんは暗闇で腕時計を見る事がありますか?

そんな声が聞こえてきそうです。
そんな関係ないポイントも中古の時計市場では重要なポイントの一つになります。
ディアゴノ・スクーバの夜光はトリチウムとルミノバの2種類があります。
以前はしっかり光る夜光のルミノバが人気がありましたがヴィンテージブームもありトリチウムの個体も非常に人気が上がってきました。
トリチウムは光らないので無駄な材質と思ってましたがヴィンテージブームの今、なんとヤケがかっこよく見えるではありませんか。
流行りってコワイですよね。
今では私もトリチウムの魅惑に取り込まれてしまいました。
夜光種類はヤケなどの見分けよりも分かりやすいポイントが6時側インデックスにあります。SWISS MADEの文字が記載されておりますが記載方法で夜光の種類が分かります。これなら誰でも一目で分かりますね。
文字盤表記
SWISS MADE=トリチウム
T・SWISS MADE・T=トリチウム
S・SWISS MADE・S=ルミノバ
トリチウムでお探しの方は良いヤケの個体を探し出してみて下さい。
ポイント③:文字盤の腐食
ディアゴノ・スクーバはダイバーズウォッチのモデルですのでご着用されたまま海などに入られる方も多いです。
個人的には防水でも時計を着用したままの水泳はコワイです。
正直時計販売をしているスタッフとしてはオススメしません。絶対外して海水浴をしましょう。
防水は200mあるのでよっぽど大丈夫ですがガシガシ使う中で何かのきっかけで水が入ってしまう事が。
数多くディアゴノ・スクーバを見る中で針腐食がある個体は非常に多く見られます。
針腐食がただの劣化なら良いですが文字盤に水が入った腐食は針以外の劣化も考えられます。
ルーペで見ないと分からないポイントですが綺麗な時計であればあるほどこの腐食が目立って気になる。
注意して購入しましょう。
装着感が最高なラバーベルト
ディアゴノ・スクーバの特徴はラバーベルトの形です。
何か通常のラバーベルトと違う点は気づきませんか?
実はラバーベルトなのに稼働ポイントがあります。
このポイントのおかげでただでさえ装着感の良いラバーベルトが更に装着しやすくなっております。
この形状みるとラバーのコマの付けたしも出来そうなのにといつも思います。
近い未来そんなラバーベルトが出れば劣化した部分だけを交換なんかも可能かもと妄想する毎日です。
まとめ
ディアゴノ・スクーバの魅力は伝わりましたでしょうか?
現行でもオシャレなカラーリングで防水300mにパワーアップして販売されております。
今回ご紹介させていただいたディアゴノ・スクーバも中古市場で多く販売されており状態はピンキリです。
上記で説明させていただいた特殊なポイント以外にも機械式時計ですので内部の状態なども重要なポイントです。
この記事を参考に最高の状態のモデルを探しだしていただければ幸いです。