シャネルのアクセサリーは昔から人気が高いアイテムです。
基本的にはどんなブランドアイテムも古いモデルより新しいモデルの方が人気が高いです。
しかし最近はヴィンテージのシャネルアクセサリーの需要が高まり価格も高騰しております。
本記事ではそんなシャネルのヴィンテージアイテムについてまとめました。
今後も注目が集まる人気アイテムですので是非チェックしてみて下さい。
Contents
シャネルのヴィンテージアクセサリーとは
ヴィンテージといったらいつからのアイテムをそう呼ぶのか気になるポイントです。
一般的にヴィンテージの解釈は100年前までの物が該当してそれ以上をアンティークと言います。
ではブランド業界でいうシャネルのヴィンテージアイテムはどこを指すのでしょうか?
僕は2000年以前に製造されていたアイテムと解釈しております。
中古市場で多いのは1970~2000年頃に製造された個体で特にバブル時代によく着用されていたアイテムが総称して呼ばれている事が多いです。
その頃のアイテムは明らかにシャネル=富・ゴージャスといったデザインが多く好きな方は一目でシャネルのアイテムという事が分かるデザインとなっております。
ヴィンテージシャネルが注目される理由は
ここ数年はずっとシャネルのヴィンテージアクセサリーは注目され昔では考えられない価格で取引されております。
僕が入社した2010年頃はシャネルの古いアクセサリーはこれほど注目されていませんでした。
むしろ古く下品なデザインで国内需要は少ないという事を伝え安く買取りするアイテムでした。
ではなぜ人気が出たのか?
僕が考える理由が大きく2つあります。
理由①:シャネルの新品定価の上昇
シャネルだけでなくブランド品の定価が年々上昇しております。
昔20万で購入出来たバッグが50万など物価や紙幣価値の変動もありますがとても高額になりそれにつられて昔のアイテムがひきつられて上昇しております。


しかしシャネルは他のブランドよりも人気のデザインが変わりにくいブランドです。
ココマークなどの不変的デザインは何十年にわたり製造されておりバッグなんかのマトラッセは下は女子高生から上はおばあちゃんまで知られているデザインになります。
つまり流行のデザインが変わらないのです。
そうなるとより現行モデルが高額になれば新しいモデルは高額で買えないので似たデザインの古いアイテムを買おうとなります。
そういった事で価格高騰している事が考えられています。
理由②:世間の流行の移り変わり
以前はゴールド=成金・下品といった風潮が日本人にはありました。
しかし最近はピンクゴールドの認知によりイエローゴールドの需要が高まっております。
ブルガリのような3カラーゴールドで同じアイテムを発表している相場を確認すると顕著に分かります。
昔はホワイトゴールドが一番人気でしたが今では圧倒的にイエローゴールドの需要が高いです。
シャネルのアイテムがブラック×ゴールドが多いです。
ゴールドが認知されファツションに取り入れる方が増えました。
シャネルのヴィンテージバッグも人気が高騰しており合わせやすいアイテムとしても注目されております。
どんなデザインが人気が高いのか?
一言でヴィンテージシャネルといっても様々なデザインが存在します。
どれも人気はありますが特に人気が高く高値で取引されているのは以下特徴をもったデザインです。
特徴①:ゴージャスで大き目のデザイン
人気が高いのは大きめデザインのアクセサリーです。
はっきりいって一般人からするとどんなシーンでどうやって着用するのか?
それぐらいのデザインが人気があります。
特にネックレスなどはココマークがばっちりと入った長めのチェーンネックレスが人気です。
最近では男性も使用される方も増えております。
三代目JSBの人気タレント登坂さんが着用された事で若い方から注目されたのが要因だと思います。
あれ程まで上手にヴィンテージシャネルを上手にコーディネートされるのは凄いと感じます。
特徴②:大きなストーン入りアイテム
このアイテムってシャネルなの?
デザインに石しかついておらずシャネルか分からないデザインが多い大き目ストーンがついたアクセサリーも人気があります。
古代エジプトの王様がつけていそうなデザインですがワンポイントで着用されるとぬけ感も高くカッコイイとか。
ブローチなんかは色々なアイテムとの相性もよく使いやすいです。
また同じデザインの物がシャネルでは珍しく少ないので他人とは被らない。
そんなところがも本物のシャネル愛好家からの評判も高いとか。
特徴的なデザインで慣れてくると一目で分かるので是非気になる方は探してみて下さい。
特徴③:チェーンベルト
もう特徴というか指定アイテムになりますがチェーンベルトは人気があります。
はじめて見た時はネックレス?と思いました。
ネックレスと異なるのは留め具金具がフックな点です。
バブル時に流行ったアイテムで腰に巻きますがとってもジャラジャラしてファッションのアクセントとなります。
様々なデザインが存在しますが総じて人気が高く高額で販売されております。
人気がイマイチなアイテム
ここまで人気ヴィンテージアイテムを紹介させていただきましたが人気があまりないアイテムも存在します。
それはフェイクパールイヤリングです。
昔よりは相場も高くなりましたが他のアイテムに比べると安価となります。
デザインは良いかもしれませんがどうしても最近の風潮ではイヤリングよりもピアスの需要が高いです。
特にヴィンテージアイテムは大きめのデザインなので重いイヤリングは耳が痛くなりストレスです。
また耳当てのラバーも経年劣化でボロボロの物が多くイマイチ価格は伸び悩んでおります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
シャネルのヴィンテージアクセサリーはバッグ同様に需要が高く今後も中古市場では多く取引きされると思います。
最近ではなんでもヴィンテージとして付加価値をつけたがる業者が多いです。
ヴィンテージセリーヌ、ヴィンテージバリーなどなど今まであまり聞かなかった新しいジャンルが画一されております。
僕のなかで需要が高いとされるヴィンテージシャネル、ヴィンテージグッチは売れ筋商品も多く今後も研究するのが楽しくなるジャンルです。
気になる方は上記ワードで調べてみると色々なアイテムが出てくるので楽しいと思います。
ヴィンテージゆえ偽物も多いです。
真贋には注意して購入するようにしましょう。