既に廃盤となったエルメスの超人気トートバッグ「フールトゥトート」
もともと定価もお値打ちで購入しやすいバッグでしたが中古相場が落ち着てきたのでより一層購入しやすいバッグとなりました。
しかしエルメスのバッグといえばレザーが使われる事が多いですがこちらはコットンキャンバス地のモデルが多い為、材質が安価で偽物も多いです。
そんなエルメスのフールトゥトートの真贋方法を本記事では紹介させていただきます。
Contents
エルメスのフールトゥトートとは
1998年~2006年頃まで販売されていたエルメスの商品です。
エルメスのバッグの中では非常に購入しやすいラインとして人気が出たバッグでした。
新品で購入が5~6万程で出来たのでバーキン、ケリーが購入出来ない方でも気軽にエルメスを持つ事が出来ました。
とくにこのモデルはデザインがシンプルですので男女年齢問わず持てますのでブランド好きな方は一度は購入された方も多いと思います。
作りもしっかりとしていますし雨に濡れても大丈夫。
このフールトゥトートですが最近は人気も一時期に比べてだいぶ落ち着き今では中古で10,000円をきる物も多くあります。
僕個人としてはノーブランドの新品バッグを5,000円で購入するのであれば中古でフールトゥトートを購入します。
ただの布バッグに見えますが非常に良く出来たバッグで実用性が高いのでメインではなくサブバッグとしても使い勝手が良いです。
フールトゥトートの真贋ポイント
人気のバッグですので偽物が多いです。
しかしバーキンのような高額なバッグでは無いので偽物の作りも適当な物が多く紹介させていただくポイントを抑えておけばまず偽物を購入してしまう事はありません。
ちなみにこの真贋ポイントは「フールトゥトート」だけでなく「ドーヴィルトート」「ニューフールトゥトート」など類似バッグにも適用出来るポイントですので是非確認してみて下さい。
真贋ポイント①:シリアルナンバー
シリアルナンバーといっていいのか分かりませんがフールトゥトートには謎の番号があります。
記入されているのは内側ポケットのファスナーレール付近です。
この番号は上記3モデルのバッグには入っております。
必ず確認するようにしましょう。
真贋ポイント②:ボタンメス部分の刻印
フールトゥトートのボタンメス部分にはこのような紋様が施されています。
ボタンメス側に紋様が無ければ偽物の可能性が高いです。

実は紋様が入らないモデルもあります。
有名なモデルですとエブリンのボタンには何も紋様が入っておりません。

モデルによっては異なりますがフールトゥには必ず入ると思って下さい。
真贋ポイント③:内側タグの形状
エルメスの安価バッグ内側には布タグがついております。
この布タグの形状が特徴的。
なんとタグの中にタグが取り付けられた二重構造となっております。
この加工はエルメスのタグの形状としては有名なポイントなんですが実は古いモデルはこの形状になっておりません。
つまり二重になっていないタグもあります。
普通のタグ=必ず偽物という事ではありませんので注意して下さい。
エールライントートバッグも同じ真贋ポイント?
フールトゥトートやドーヴィルトートに似た形状のバッグでエールライントートというバッグもエルメスにはあります。

殆ど同じですがエールライントートには「シリアルナンバー」がありません。
これだけ形状が似ているので同じにして欲しいですがなぜかそこだけ違いますので豆知識として覚えておくと役に立つと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
正直、中古販売価格は安いので仮に偽物を購入してしまっても勉強代として諦めがつくかもしれません。
しかしあまりにも作りが雑な偽物が多いのでこのポイントだけ抑えればよっぽど素人の方でも簡単に見分ける事が出来ると思います。
簡単なポイントですし他モデルのバッグでも使える真贋ポイントですので是非覚えて下さい。