エルメスで爆発的な高騰をみせているのがケリードールです。
横16cmと非常に小さくポーチに近いバッグですがここ数年で爆発的に市場価格を高騰させております。
そんなエルメスファンには堪らない「ケリードール」の人気や中古市場価格などについて紹介させていただきます。
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ケリードールとは
この記事を読まれている方は皆さんご存知だとは思いますが念の為、紹介させて下さい。
ケリードールとはエルメスの商品で非常に人気のレアバッグです。
当時2000年に限定販売されたバッグです。
1999年から2000年に変わるプレミアムな年という事もあり既存商品でも人気の高かったケリーをモデルに発案されました。
ケリードールは手足にワイヤーが通されており好きなポージングをとれるようになっております。
サイズは小さいですので収納力は非常に低いです。日常的には使用がしにくいバッグとなります。
ケリードールの表情にて口部分はポケットのようになっております。
ここに可愛いクリップや小物なんかを入れてもオシャレかもしれません。
後ろ姿は完全にケリーです。
2015年にシンガポール建国50周年を記念して再販された物やパーソナルオーダーといった超VIP限定で作成などで手に入れた方も見えたと思います。
それでも流通数も少なく物珍しいアイテムですのでファンのなかでは是非とも手にしたい商品です。
何故これほどまでに高騰しているのか
ケリードールは発売当時が約40~45万での販売がされました。今現在では中古で安い物でも200万を超えております。
発売当時は中古なら定価よりも安く変え20~30万で取引きされていました。
買取価格
約5年前の2014年資料ですと一般的な買取価格は80~100万前後で買取りしておりました。
2019年ですと買取り価格が150~170万と約2倍となっております。

相場高騰の理由①:流通数の少なさ
発売されたのが2000年と2015年とエルメスが公式で販売したのは2回のみです。
あとはパーソナルオーダーと言われるVIP会員限定のオーダーメイドのみが手に入れる方法が限られております。
一般の人は中古で購入するしか方法がありません。
そんな中古に流れる商品もエルメスのケリードールようなポーチに何十万も出す事が出来るセレブが売却する事が少なく常に品薄状態です。
欲しいという需要のみが高まる為、このような高騰になっています。
相場高騰の理由②:形状、素材によるもの
ケリードールは横16cmとても小さいバッグになります。
長財布は勿論入らないバッグになりますのでメインバッグというよりはバッグチャームとして使用したり自宅にて飾る方もみえるそうです。
そうなると日常使いはされにくく状態が痛みにくいです。
素材はスイフトやヴォーガリバーなど肌触りの優しい丈夫な素材を採用。
型崩れなどの心配もないので中古で販売価格が下がる事は少ないです。

それだけ売価は高くなり高騰の要因となっております。
相場高騰の理由③:バーキン、ケリーの小さいサイズの人気
もともとプレミアムなプライスでしたがここ数年、バーキンやケリーなどの人気バッグは小さいサイズが注目されております。
同じ状態でもバーキン25とバーキン40を比べても1.5倍以上価格差があります。
そんな中、ケリードールは小さく可愛い。
バッグチャームとして使用しても良いですがショルダーストラップをつけて斜め掛けでも可愛いアイテムです。
刻印の種類
一般的に中古市場で取引されているのは2000年に販売されたケリードールです。
2000年ですとエルメスのレザーアイテムにはDの刻印が入ります。
通常ケリーですとクロワ金具を通すベルト裏側に刻印される事が殆どですがバッグの内側側面に刻印されております。
最近ですと一般顧客への製造はされておらず完全オーダーの「パーソナルオーダー」というサービスをうけないと新品のケリードールは手に入りません。
パーソナルオーダー品という証は馬蹄のマークがブランドロゴの横に入ります。
このマークがあるとオーダーメイドの商品ですので下手すると世界に一つの商品です。
ちなみ現在ルイヴィトンではサービスを停止させてしまいましたがスペシャルオーダーといって定価よりも割高で支払うので既存商品に無いラインでバッグを作って貰うサービスがありました。

詳しくは教えていただけませんでしたが高額商品を何点も定期的に購入する方のなかでも一部上位レベルの方だけに与えれる特権です。
まず普通にこのサービスを受ける事が出来るのは難しいです。
針金破損の不安
このケリードールですがポーズをとらせる事が可能で手や足が動かせます。

嬉しくなっていろんなポーズをとらせたくなりますよね。
でも気になるのがこの変形出来る素材です。

結論から言うと万が一ワイヤーが千切れた場合は直せる可能性が高いとの事でした。
実際出来るかは現物をみて費用、納期の算出になるとの事でした。
100%出来るといわれませんでしたがおそらく修理は引き受けて下さります。

僕自信もそうですがWEBを見てもこのワイヤーが切れたという事案は聞いた事がありません。
エルメスの商品ですのでよっぽど丈夫な作りになっていますから安心してケリードールに様々なポーズを決めさせて下さい。
過度な不可はかけないように注意しましょう。
まとめ
ケリードールの需要は非常に高いアイテムです。
中古市場には殆ど出てこないアイテムですが製造されてこれだけの月日が経つのにこのアイテムを知らないエルメスファンはいません。
雑誌などにも取り上げられてパーソナルオーダーの商品は価格が通常の2000年モデルよりも高額でクロコで作られたモデルなどは1000万を超えるものもあります。
もうバーキンのヒマラヤレベルの商品ですよね。
まだまだ再販がされなければ相場は上がるとされております。
エルメスコレクターは是非手に入れてみて下さい。
ケリードールの入手が難しいかたはケリードールのキーチャームなんかはいかがでしょうか?
とても可愛いですので雰囲気だけでも楽しめます。