トゲトゲのスタッズがインパクトあるデザインのルブタン。
人気が出た当時は新品定価以上の価格で並べていても飛ぶように売れました。
そんな人気があったルブタンですが最近はメッキリ人気も落ち着き中古販売価格も安くなりました。
これだけ安いと以前欲しかった方は購入チャンスでは無いでしょうか?
しかしルブタンはとっても偽物の多いブランドです。
中古で購入される場合は充分注意をされたほうが良いです。
本記事ではそんな中古で購入を検討されている方が偽物を掴まされないように記事を書きます。
最低限このポイントは確認してから購入しましょう。
Contents
ルブタンの偽物が多い理由
ルブタンはトゲトゲスタッズが特徴的なブランドです。
このデザインは老若男女使用されている方がみえますが個人的には若い方の人気が高いように感じます。
しかし財布などは定価が高く若い方が購入するのは少し苦労されると思います。
そんな時どうしても選択肢に出てくるのがコピー商品です。
本物で7~8万する財布が1万前後で購入出来てしまいます。
また最近のコピー商品は作りも良く出来ているので自分で使うだけであればあまり気にならないという方が多くコピー商品が横行しております。
ある程度、歳を重ねるとコピー商品は恥ずかしくて使えませんが若い方だとあまり気にならない方も多いです。
若者に爆発的人気アイテムはそういった理由からコピー商品が多く出回ります。
ルブタンの真贋ポイント
人気の高いルブタンのスタッズラウンドファスナー財布で真贋ポイントを紹介します。
最近はどんどん新しい新作が発表されますのでここに無い作りなどあるかもしれませんがなるべく細かく解説したいと思いますので是非お付き合い下さい。
ポイント①:外側ファスナーの作り
ルブタンの外側ファスナーは2種類あります。
形によってメンズ、レディースの意味合いがあると言われております。
ここで気にしていただきたいポイントはファスナーがついた金具の形状です。
若干メンズ、レディースで作りが異なります。
メンズは形状が特殊で窪みがある特徴的なファスナーがついた金具をしております。
レディースとの形は大きく違いますのでファスナーがつく金具もしっかりと形状を確認して下さい。
レディースは一般的な金具となっております。
また外側ファスナーにはブランドロゴがレーザー刻印されております。
この刻印の入りかたも必ず確認しましょう。
ポイント②:内側ファスナーの作り
内側ファスナーの作りも2種類あります。
殆どが現在使用されている金属製のファスナーですがルブタンを作りはじめた時はレザーのプルがついたファスナーもありました。
レザープル
金属製のファスナー
このファスナーにもブランドロゴが入りますがこちらは外側と異なり打刻の刻印が入ります。
ファスナーが遊んでしまわないように金具同士の連結部分の穴はピッタリです。
そのおかげで内側ファスナーがあっちを向いたりこっちを向いたりなどはしません。
ポイント③:ナイロン地の編み込みの違い
よくイタリアブランドですと内側ナイロン地が特殊な編み方になるので円形の波紋が浮かぶように見えます。
グッチ、プラダの財布なんかはそうですね。
ルブタンもフランスブランドではありますが生産はイタリアで行われている事が多いです。
では内側を覗いてみましょう。
ルブタンのナイロン地は特徴的です。
外側ポケットで確認すると片面が円形の波紋が見えますが反対は見えません。
恐らく作り方において編み込み方法をかかる負荷が異なるので作り分けているんだと思います。
並べて見ると非常に違いが分かりやすいと思います。
ポイント④:スタッズの形状
ルブタンのスタッズの形状は少し特殊な形をしております。
一般的なスタッズの形状である三角とは異なり台形に近い形状です。
また擦れると剥げて画像のような状態となります。
ポイント⑤:生産国
ルブタンはフランスのブランドです。
しかし財布は生産国がイタリアで作られている事が多く殆どが「MADE IN ITALY」と刻印が入っております。
字体、形状は多く個体差がありませんのでこの形をしっかりと覚えるようにして下さい。
スタッズ取れは偽物なのか?
よくルブタンのアイテムはスタッズがとれた物があります。

よくそんなお言葉をいただきます。
しかしルブタンはスタッズがとれやすいブランドです。
なのでスタッズがとれたから偽物という訳ではありません。
またスタッズとれは数千円で修理が可能です。
よくある症状なので気にしなくても大丈夫です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ルブタンは粗悪な偽物も多く簡単な物ですと合皮特有の匂いが強く触らなくてもすぐ分かる物も多いです。
レザーの肌触りなども含めて上記項目をしっかりと確認すれば偽物を買わされる事は殆ど無いと思います。
人気は落ち着いてしまいましたがブランドとしては常に新作も出しており今後もハイブランド界で定着するブランドだと考えます。
流行った頃に購入された方が手放されて中古が流通する中でしっかりと真贋出来る目を持つようにしましょう。