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ルイヴィトンの買取価格の出し方大公開 どうやって買取店は査定するのか?シリアルナンバーや製造国などの打刻ルールなども紹介!

日本国内では中古市場で最も取引されているブランドは「ルイヴィトン」だと言われております。

1854年創業の歴史あるブランドで日本国内で最も人気のあるブランドと言っても過言ではありません。

ブランド品に興味が無い人でも聞いた事が無い人は一人もいないのでは無いのでしょうか?

若い方からご年配の方まで所有されている人は多く、一度はルイヴィトンの商品を使った事が皆様あると思います。

日本歴史で著名人「板垣退助」もルイヴィトンの顧客だったといわれているのは有名な話です。

これだけ人気の高いブランドですと国内流通数も多く買取店では取り扱いしている店舗が殆どだと思います。

中古ショップでも様々な状態の商品が販売されておりますがなかなかその販売価格が適正なのか一般の方には分かりにくいと思います。

本記事では鑑定士がどのように買取価格を算出して売価をつけているのか公開したいと思います。

この方法を覚えていただけばインターネットオークションやフリマアプリで販売されている安い商品を見抜きお値打ちに仕入れする事も可能です。

専門性が高くあまり公開されていない方法ですので難しいと思われている方も多いと思いますが是非読んでいただければ幸いです。

ルイヴィトンの買取価格の出し方

ルイヴィトンの商品は年々多くのモデルを発表しております。

最近のモデルであればルイヴィトンが公開しているインターネットカタログで商品の名称型番などはすぐに分かります。

しかし古いアイテムも多数存在します。廃盤になった商品はホームページのカタログから削除されますので確認はとれなくなります。

ルイヴィトンは古くから人気があり国内で昔から販売されております。

それこそ買取業務で接客させていただきますと30年も前の商品を持ち込んでいただく機会も多いです。

有名なロングセールモデルであれば調べなくてもモデル名は分かります。

「スピーディ」「アルマ」「キーポル」「ダヌーブ」「ペガス」などなど

しかしルイヴィトンは売れる商品は何十年も販売を続けますが売れない商品はすぐ販売を停止します。

流石一流ブランドですね。そんな数年・・・もしくは数カ月で販売が停止された商品は流通数も少なく買取価格を出すのは困難となります。

勿論、時間をかけてインターネットで延々と調べればいつかは該当商品を見つける事が出来るかもしれませんが莫大な時間がかかります。

そんな時間をかけずに明確な型番、商品名を調べる方法を公開させていただきます。

査定ポイント①:まずは代表的なルイヴィトンのライン名を覚える。

どれだけ簡単に調べる方法があると言っても知識がゼロで見つけ出すのは難しいです。

ルイヴィトンには商品名とは別にライン名というものが存在します。

簡単にいうと柄、デザイン種類みたいなものをイメージしていただければ分かりやすいかもしれません。

例えばこの柄はなんというかご存知でしょうか?

こちらはモノグラムというルイヴィトンでは最もポピュラーなラインになります。

このデザインはなんと日本の家紋から発想を得て誕生したと言われております。

こういったラインがルイヴィトンには多数存在します。

有名なラインを一部ご紹介させていただきます。

ダミエ・エベヌ

こちらのラインはモノグラムよりも歴史は古いルイヴィトンの代表的ラインです。

1885年に誕生してから人気が出たためコピー商品が多く出回り一旦1896年に廃止されました。同時期にモノグラムが誕生して世代交代しました。

100周年を記念して復活したところ再度人気が出たため定番ラインとして作られる事となりました。

今ではモノグラム、ダミエがルイヴィトンの代表ラインとして販売をされております。

エピ

エピとはフランス語で「麦」を表す言葉となります。

デザインは揺れる麦の穂からインスピレーションを受けて誕生しております。

エピはPVCではなくグレインレザーという素材を使用している為、モノグラム・ダミエよりも定価は高いです。

シンプルなデザインで多色展開をしている為、年齢・性別問わず使用出来る人気のラインとなっております。

ダミエ・アズール

アズールはイタリアの高級リゾート地リビエラの海の砂浜をイメージしたと言われるラインです。

砂浜という事もありどちらかといえば夏に使いやすいカラーです。

難点は白いのでどうしても汚れが目立つ事!それ以外は女性に支持率の高い人気ラインです。

モノグラム・ヴェルニ

光沢のあるカーフレザーにモノグラムを型押ししたラインです。

明るいカラーも多く女性からの人気は非常に高いです。最近では深紫、ブラックなど男性でも使いやすいカラーリングが増えてきました。

難点は色うつりがしやすい事です。保管方法などが難しいラインですので併せてこちらの記事を読んでいただければ幸いです。

ヴィトンの人気ライン「モノグラムヴェルニ」は保管が難しい。色うつりを避ける保管方法はどうすれば良いかご紹介!

モノグラム・アンプラント

アンプラントとはフランス語で「刻印」を意味します。レザーにモノグラムを刻印したデザインで2010年に誕生したラインです。

レザーの質感が伝わる高級感あるラインで人気はありますが定価が少し高めな印象です。

 

上記が本当に一部ですがメジャーラインとなります。メジャーなラインは必ず覚える必要があります。商品を調べる際に必要となりますので覚えましょう。

ブランドJOYなどの雑誌の特集で今まで発売されていたライン一覧などが掲載されている事があります。 ルイヴィトンライン一覧のページなどは切られて資料として所有されていたほうが良いでしょう。

査定ポイント②:ルイヴィトン商品のシリアルを探す

ルイヴィトンの商品は殆どの商品に「シリアルナンバー」が刻印されております。

バッグ、財布、アクセサリーなどに刻印がされております。

※バッグ、財布は20年以上前の商品はシリアルが入っていない物もあります。アクセサリーは2006年頃まではシリアルは入っておりませんでした。

シリアルが無い=偽物という訳ではありませんので注意して下さい。

シリアルは基本的には見にくい場所に刻印されております。

あえて見せる為ではないので慣れるまでは見つけるのに時間がかかるかもしれません。

またスエード地の内貼りですと経年劣化によりシリアルナンバーが確認しにくい個体もあります。

そんな素材の場合はこの方法で確認出来るかもしれません。スエード地の内貼りでシリアルを探す際に困ったらこちらの記事もご確認下さい。

ルイヴィトンのシリアルが見えない!スエード地の消えかけシリアル・型番を見る方法

査定ポイント③:シリアルナンバーから製造年数を特定

ルイヴィトンのシリアルナンバーを見つける事が出来るとそのアイテムが製造された年数が分かります。

というのもルイヴィトンのシリアルナンバーにはどの国でいつ製造されたのか意味が刻印されております。

ルイヴィトンのシリアルはアルファベット2文字、数字4文字が一般的です。

※一部ルールと異なる刻印があります。

アルファベットの意味

2文字のアルファベットには生産国の意味があります。

生産国

フランス:MB MI NO RA RI SL SP TH SR VI A0 A1 A2 AN AR AS BA BJ BU CT DU FL LW

アメリカ:FH SD OS

スペイン:CA LO LB LM

イタリア:CE

スイス:FA D1

ドイツ:LP

数字の意味

4桁の数字には製造された年数を意味しております。

3桁しか刻印されていなかった頃もあります。

年数によっても意味は変わりますが大切なのは2桁目、4桁目になります。

こちらは製造年数を表しております。

例)MB1907

このケースですと2桁目が「9」4桁目が「7」となりますので97を意味します。

つまり1997年に作られた事になります。

1桁目、3桁目は製造された年数によってルールが異なります。

■1990年頃~2006年頃

1桁目、3桁目で製造された月を表します。

例)MB1907

このケースですと1桁目が「1」3桁目が「0」となりますので10を意味します。

つまり10月に作られた事になります。

■2007年頃~

1桁目、3桁目で製造された週を表します。

例)MB1029

このケースですと1桁目が「1」3桁目が「2」となりますので12を意味します。

つまり12週目に作られた事になります。

■1990年頃より過去(3桁刻印の頃)

この頃は今では当たり前となった数字4桁ではなく3桁の刻印となります。

1桁目、2桁目で年数 3桁目で月を表します。

例)MB879

このケースですと87年の9月に製造された事になります。

査定ポイント④:カタログから特定の商品を探す

ルイヴィトンは2010年頃まで専門のカタログを発行しておりました。

昔は無料で配布されていたらしいです。

私が伺った2008年頃は有料で2000円ぐらいで購入出来たのを覚えております。

現在はルイヴィトンはWEBカタログを更新しておりますのでカタログを発行しておりません。

以前のカタログもルイヴィトンで購入は出来ませんがヤフーオークション、メルカリなどで多数販売されております。

古いルイヴィトンアイテムを購入する際には必須アイテムになりますので必ず手に入れましょう。

カタログには発行年数が明記されております。

上記で記載したシリアルの見方で製造年数の特定は出来ていますので年数にあったカタログから該当商品を見つけて下さい。

昔はルイヴィトンの新作は発表されにくく定番のモデルが長く販売されておりました。

なのでよっぽどカタログに載っていない商品は珍しいです。

商品サイズ感は画像だけでは分かりにくいです。

必ず迷った際はスケールを利用して商品特定を行いましょう。

この他にも古いルイヴィトン特集の雑誌なども商品特定に非常に有効です。

中古の本屋などで安く販売されているので集めるのも一つの手です。

査定ポイント⑤:特定商品の実売価格の調査

実際に型番、商品名の特定が出来ましたら販売価格を調査します。

主にオススメの実売価格を調査するサイトは「楽天市場」「ヤフーオークション」の併用がオススメです。

どのようにこのサイトを利用するのが良いか説明させていただきます。

楽天市場

日本最大級のネットモールです。

ほとんどの商品がここで販売されており買取相場を調べる時によく使用します。

ここで調べた型番を入力する事でだいたいいくらで販売されているかが分かります。

「ヴィトン N〇〇〇〇〇」と入力して並べ順で安い順にすると価格を調べやすいです。

f:id:kakedashi-brand:20190116002410j:plain

①名称入力

②並べ替えで安い順

上から下へと高額になっていきます。

ご存知の方も多いと思いますが楽天市場は実店舗で販売されている商品を連動して売られているので適正な売価がついていることが多く参考になります。

逆にいうとメルカリのような個人が多い販売サイトの価格は安すぎたり、高すぎたり適正価格が定まりません。

状態は画像で分かりにくいかもしれませんが同じ状態の商品がいくらで売られているかリサーチしましょう。

ヤフーオークション

日本最大級のネットオークションサイトです。

こちらは楽天市場とは異なり個人の参入も多い販路です。

通常売価よりは安い価格で取引されております。偽物など多く少し休めの相場でなければ売れないからです。

何故楽天市場だけでなくヤフーオークションも使用するかというと最低終値が分かるからです。

f:id:kakedashi-brand:20190116002757j:plain

上記が落札結果となります。

理論上、これだけの価格はつくのでこれより安く買取すれば赤字にはなりません。

保険の為にヤフーオークションでの価格リサーチも必要です。

査定ポイント⑥:買取価格の決定

実際の販売価格を設定したら買取価格を決定します。

買取価格は店によってバラバラですが

ココがポイント

だいたい販売価格の50~70%程が適正価格になります。

勿論安く買取が出来ればどれだけ安くても良いですが上記掛率が一般的となります。

例)店頭で50,000円で売れる商品であれば

買取:25,000円~35,000円になります。

最後に

買取店は非常に多くのノウハウを利用して市場価格など照らし合わせ複雑に査定しているように見えますが実際はそれ程複雑な事は行っておりません。

珍しく高額な物などは特殊な掛率や市場データと照らし合わせる事もありますが一般的な査定は上記方法で行います。

慣れてこれば1個3分もかからず値段を出す事が出来ます。

全ての商品名、相場感を頭に入れなくても大丈夫。

この方法を覚えると中古ショップで安く売られている商品なども丸わかりになるので便利です。

是非行ってみて下さい。

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