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【初心者でも必ず見抜ける】プロ鑑定士が教えるロレックスの誰でも分かる真贋ポイント

皆さんロレックスは好きでしょうか?国内外で人気の高いロレックスは中古相場も日々高騰しております。

それだけ人気があるブランドは必然といっていいほど偽物が出回ります。

ネットなどでも多数真贋方法が出回っておりますが私が真贋時に行うポイントをまとめさせていただきました。

年間約400本ロレックスの買取に携わっておりますが今までで買取してしまった偽物は数本です(`・ω・´)

買取してしまった事もありますが・・・(;´・ω・)w

少し見るポイントを抑えて簡単な道具があれば誰でも偽物を見抜く事が出来ます。

是非一度記事を読んでいただき真贋方法を身に付けて下さい。

ロレックスの真贋方法

ロレックスの偽物は年々増え続けております。

今まではインターネットでコピー商品の販売サイトから購入したり海外の露店で購入する方法が一般的でしたがネットオークションやフリマアプリの流通により更に多くのコピー商品が一般の方でも簡単に購入する事が出来るようになりました。

偽物の販売価格はピンキリですが5,000円~30.000円程で購入する事が出来ます。

それ以上のクオリティのコピー商品は完全受注生産となっており1本100,000円程します。

買取店にも持ち込みが多くありますが年々作りのクオリティーが高くなっております。

今後もより一層コピー商品の流通数が増えますので少しでもコピー商品の出回りが減るように今回の記事を書かせていただきました。

偽物のなかには少し見ただけでは見抜く事が難しい物もありますが今回伝えさせていただくポイントを抑えていただければよっぽど偽物を買ってしまう心配はありません。

参考になれば幸いです。

ポイント①:ケースに記された刻印

ロレックスの時計には型番、シリアルの刻印がされております。

一般的に他高級ブランドですと裏蓋に刻印されている事が多いです。しかしロレックスには裏蓋に刻印はされておりません。

ロレックスの型番、シリアルはブレス下に刻印されておりますのでブレスを外す必要があります。

安価な偽物には型番、シリアルがそもそも刻印されておりません。

正規品ですと決まったルール通りケースのブレスレット下部分に刻印がされます。

12時側:型番

こちらには時計の型番が刻印されております。

モデル型番

16610→サブマリーナ

16710→GMTマスターⅡ

14270→エクスプローラーⅠ

このような型番が入っております。

型番が入っている場合はこの型番が必ずモデルと一致しているか確認を行って下さい。

6時側:シリアルナンバー

こちらには時計の固有番号であるシリアルが刻印されます。

シリアルナンバーには固有番号という意味の他にも製造された年が分かるような規則性があります。

時計モデルの製造年数とシリアルの表記内容が一致しないと偽物の可能性が出てきます。

2010年に製造されたモデルなのに2000年のシリアルなど大きな違いがあるときは警戒をして下さい。

ポイント②:裏蓋の形状

ロレックスの裏蓋はギザギザの形状が施されております

このギザギザの形状にあわせたオープナーで時計裏蓋を開ける時にも使用します。

本物はこのギザギザの形状が非常に尖っておりとても綺麗な形になっております。

偽物はギザギザ形状の先は潰れており汚いです。

サイズのあうオープナーでも形状が違い過ぎて開けれないものもあります。

真贋においてオープナーは必須アイテムとなります。少し高い物にはありますがこちらがあれば大きく偽物を購入する可能性を減らす事が出来ますのでもしお持ちでない方はオススメです。

こちらの記事ではオススメオープナーを紹介しておりますので読んでいただけると幸いです。

BERGEON【ベルジョン】の裏蓋オープナーはロレックスの裏蓋開閉に最適!プロがオススメする工具

また裏蓋に正規直営店で購入したものには型番の入ったシールが貼られている個体があります。こちらの型番とモデルが一致するか確認して下さい。

ちなみに画像のモデルはコンビのモデルでしたが型番は金無垢のデイデイトが表記されていました。明らかに偽物という判断になります。

ポイント③:内部ムーブメント

裏蓋を開閉して内部ムーブメントを確認する方法です。

この方法が最も偽物を掴まされない方法です。

偽物はなるべく安く作らなければ利益を出せません。

ですので外観はなるべく似るようにお金をかけて作りますが内部のように一般的に見えない部分にはお金をかけません。

ロレックスは高級時計ですので見えないですが内部ムーブメントも非常に美しいです。開けて確認すれば一目瞭然で分かります。

ロレックスの裏蓋はネジなどで留められていません。

裏蓋がスクリューロックで締められており特殊工具でなければ開ける事が出来ません。

特殊工具とは言いましたがネットで簡単に購入出来る商品です。

お勧めはベルジョンのオープナーです。

開閉パーツのサイズが簡単に変更出来るのでこれ一台でメンズ、ボーイズ、レディースなど殆どのロレックスのモデルを開ける事が出来ます。

開けてみると簡素な偽物であれば「ロレックス」のロゴすら無いので直ぐに分かります。

しかし最近の偽物はよりしっかりと作られております。

今回この内部ムーブメントについてはもう少し掘り下げた真贋方法をお伝えします。

ロレックスムーブメントには時計モデルのようにキャリバーナンバーという物が存在します。

このキャリバーナンバーはモデルによって使用される物が決まっております。

つまりモデルとムーブメントキャリバーがセットで問題ないか調べる必要があります。

キャリバーナンバーはムーブメントに直接刻印されておりますので確認は簡単です。

またロレックスのパーツにはところどころ「ROLEX S.A」の刻印が・・・

よく真贋にてこのSAの間にドットが無いか併せて確認しておりますので必ず見るようにしましょう。

ポイント④:デイト機能・表示

ロレックスのデイト切り替え機能はロレックスが開発したとてもすごい機能です。

時刻が12時になり日付が変わる瞬間、一瞬で次の日に切り替わります。この機能が有名な「デイトジャスト」です。

今では当たり前の機能ですが当時はロレックスしか取り入れていない機能でした。

安価な偽物はこのデイトジャストの機能を搭載されておりません。

11時から12時に時間が進むにつれて日付も少しづつ動き1日付が変わるのが安価な偽物の機能です。

必ず一瞬で切り替わるか確認をして下さい。

またロレックスの日付表示部分ですが1のプリントが特殊的です。

1というよりはアルファベット「Ⅰ」に近い字体です。

デイトジャスト機能を確認しながら1の数字の確認も必ず行って下さい。

ポイント⑤:内部動力

ロレックスの時計は殆どが自動巻になります。

クオーツも存在しますが数は圧倒的に少ないです。

必ず動力の確認をとって下さい。

自動巻:秒針が連続的に小刻みに進みます。

クオーツ:一秒刻みに進みます。

ロレックスにも手巻き、クオーツがありますので一概には言えませんが自動巻で無ければ注意が必要です。

ポイント⑥:風防の王冠透かし

ロレックスが偽物が流通しないように行っている施工です。

時計風防の6時側に肉眼で見えるか見えないか薄くて小さい刻印がレーザーで行われております。

サファイアクリスタルに入れる刻印ですので簡単に入れる事が出来ません。

こちらの加工は約2000年以降のモデルより入れるようになりました。それ以前のモデルには入っておりません。

※日本ロレックスにて風防交換を依頼されると2000年以前のモデルにも王冠透かしの入った風防に変えられます。

最近では偽物にも王冠透かしが入っております。しかし肉眼で簡単に確認出来るシールなどが貼ってあることもありますのでしっかりと見て下さい。

本物の特徴は簡単には見えにくい加工ですので肉眼ですぐ発見出来る刻印には注意が必要です。

ポイント⑦:夜光の有無

ロレックスは高級時計ですので夜間でも時刻が確認出来るように夜光塗料がインデックスに塗られている個体が多いです。

偽物は夜光塗料を塗っていない物もあります。

1995年以降はルミノバ、クロノマイトなど非常に素晴らしい塗料が使われておりますのでブラックライトで確認して下さい。

新しい高年式のモデルで夜光が無いものは危険です。

※1995年以前のモデルはトリチウムなどの塗料が使われておりました。この塗料は経年劣化により光らなくなる事が多いです。光らないので偽物という訳ではありませんので注意して下さい。

ポイント⑧:ブレスナンバー

ロレックスのような高級時計にはブレスレットにも型番、シリアルナンバーのような物が御座います。

ブレスナンバー、クラスプコードと言われております。

このナンバーがモデルと一致していれば真贋において安心して購入する事が出来ます。

こちらの画像でいうと

ブレスナンバー:93150

クラスプコード:N9

このブレスナンバーはサブマリーナに使用される物です。

クラスプコードは1989年頃のコードです。

実際こちらの画像モデルはサブマリーナ 16610 L番(1989年製モデル)となります。

完全に情報が一致するので安心して買取して良いモデルといえるでしょう。

※2010年以降のモデルはランダムとなり識別が難しくなりました。

ポイント⑨:裏蓋ナンバー

ロレックスの裏蓋内側に型番が刻印されております。

通常はモデル型番が刻印されております。

しかしモデル型番を入れてしまうと使いまわす事が出来ないので効率が悪い事もあり共用パーツも存在します。

16610 サブマリーナに使用される裏蓋は 16610 or 2160 の刻印の物が使用されます。

つまり画像にある「16610」の部分が「2160」でも問題はありません。それ以外だと危険です。

ポイント⑩:風防の素材

ロレックスでいう風防とはガラスの事を表しています。

この風防の素材でも本物か偽物かを見分ける事が出来ます。

ロレックスの時計は1990年頃から風防にサファイアクリスタルを使用するようになりました。

それまでは加工がしやすいプラスチックを使用していましたが割れやすいという欠点からより強固な素材という事でサファイアクリスタルが採用されております。

サファイアクリスタルは非常に高価な素材になりますので偽物に使われる事は少ないです。

メーカーでの交換などを依頼すると2~30,000円かかるパーツです。

トキジ
じゃあ偽物には何が使われるの?

偽物には安価な素材であるミネラルガラスが使われる事が多く最近のモデルにこちらが使われていれば十中八九偽物となります。

トキジ
見た目で簡単に分かるの?

こちらは熟練の鑑定士になれば触った感触などで分かります。しかし初心者にはなかなか見分けるのが難しいです。

そんな風防の素材を見分けるのに最適なのがダイヤモンドセレクターです。

もともとダイヤモンドを計測する為のアイテムになりますがこちらの機械は熱伝導率を調べる機会となっておりサファイアにも反応します。

逆にミネラルガラスやプラスチックには反応しないので見分ける事が出来ます。

少し高いアイテムですが便利ですので是非購入をオススメします。

ポイント⑪:文字盤のプリント

偽物はエナメル調の塗料でなく簡素なペイント材を使用するので劣化が早いです。

また10倍ルーペで見ると正規品に比べて雑なのが一目瞭然です。

正規品のロレックスのロゴはエナメルの少しふっくらとした光沢あるペイントがされます。

光を当てるととても綺麗に照りが出るので分かりやすいと思います。

数多く見てこのプリントの感覚を覚えましょう。

ポイント⑫:素材

偽物も同じステンレススチールを使用します。

ステンレススチールの中でも高い、安い素材の違いはありますが正直肉眼でステンレスの違いは分かりません。

なので素材で見分けるポイントとしては「金」が使われているモデルです。

現在は特に金の相場は高く偽物で使用する事は少ないです。

コンビモデルなどは金メッキなどが使用されていてブレスが剥げる部分が見受けられます。

金無垢やコンビモデルの細部にわたり色が剥げている部分がないか確認しましょう。

特に金具が接触する部分は金がすり減りやすいです。

形が削れているのは問題無いですが色が剥げているのは非常に危険ですので注意して下さい。

ポイント⑬:リューズの形状

裏蓋の作りでも紹介しましたがギザギザの加工がされている部分は非常に細かく作りこまれています。

ロレックスのリューズは操作性を高める為、ギザギザの加工がされております。

このギザギザの尖りですが非常に鋭角になっております。

使用を長い間していると削れてしまう場合のありますので一概には言えませんがあまり丸いリューズは注意をしたほうが良いです。

ちなみに画像の69178は既に30年程作られてから

経過しておりますがこれ程リューズのエッジが立っております。

こちらでは金無垢のデイトジャストの真贋を公開しております。是非併せてお読み下さい。

ロレックス 69178 デイトジャスト 最も偽物を買取りさせられている1本 気をつけるポイント公開

まとめ

ロレックスの価格は常に高騰しており新品で購入ではなく中古も視野に入れなけれ手に入りにくくなりました。

中古ショップだけでなく最近では個人間の取り引きもしやすくなりかなりお値打ちに購入出来る機会も多いです。

しかしそれに比例して偽物を手にしてしまうリスクも高いです。

何十万の偽物を掴まされた時のショックは計り知れません。

かくいう私もこの業界に入ったばかりの頃に大きな偽物を掴まされました。

年々偽物の技術は向上しておりますが真贋道具も色々増えております。

道具を使い、しっかり見れば偽物を掴まされる心配はありません。

是非当ブログが参考になれば幸いです。

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