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ロレックスウォッチの防水性能は経年劣化で下がる!見積もりで思わぬケース交換が必要になった場合はどうすればよいかを解説

ロレックスの時計はアフターサービスが充実している事でも有名なメーカーです。

買取店で働いている方ならロレックスに修理を出す事も多いのではないでしょうか。

本日はロレックスの時計を修理を出したらオーバーホール以外の大きな費用がかかりそうになったケースをご紹介させていただきます。

こういったケースも知っていただき買取査定時は注意していただきたいと思い記事を書かせていただきます。

ロレックスのメーカー修理

ロレックスは説明不要の高級時計メーカーです。日本国内の人気は非常に高く買取店で働いていると持ち込みも多いです。

売場のある店舗であれば買取りしたロレックスは修理をして販売を行います。

ロレックスほどの有名ブランドですとメーカーに修理を出さなくても外注の時計修理業者でオーバーホールなどのメンテナンスをやっていただけます。

メーカーに出すより安くやってくれる事が多いので基本的には外注の時計修理業者でメンテナンスをする事が殆どです。

トキジ
じゃあメーカーに修理を出す時ってどんな時?
メーカーで修理に出す場合はこんな場合です。
カケダシ

メーカー見積もり

・販売価格が200万を超えるモデルでギャランティが無い

・委託業者で時計修理における純正パーツが手配出来ない

・委託業者での修理費用が高額

・真贋、パーツ純正確認

様々な理由がありますが細かく解説をさせていただきます。

①販売価格が200万を超えるモデルでギャランティが無い

これだけ相場が高騰した最近の市場ですと100万を超える中古モデルは多数存在します。

正直、中古相場が100万を超えるモデルですと流通数も多くギャランティが無いからと購入を控える方も少ないです。

また買取価格の利益率も薄くなるのでこれくらいの価格帯ですとメーカー修理に出すと利益がとれなくなるのでメーカーで修理を出さずに安い時計修理業者に依頼します。

しかし中古相場が200万超える個体ですと数も少なく中古で購入する事に抵抗がある方も多くなります。

ギャランティが無いものに比べると有るほうが高額でも販売に繋がるケースが多いです。

なので中古販売価格が200万を超える商品はメーカーに修理を出す事が多いです。

メーカーで修理した際についてくる国際サービス保証書がギャラのような扱いとなり売りやすくなります。

また2年間の保障期間がつくので売った後のトラブルにも迅速い対応する事が出来ます。

②委託業者で時計修理における純正パーツが手配出来ない

これはロレックスでは非常に少ないケースですが実際パーツが手配出来ない場合メーカーに修理を依頼します。

ロレックスは国内で非常に人気が高く商品流通数が多いのでパーツも非常に手に入りやすいです。

ですがあまり人気の無いモデルや依頼している時計修理業者の都合で細かなパーツが手配出来ない場合メーカーに修理依頼する事もあります。

③委託業者での修理費用が高額

そもそも時計修理業者に依頼するメリットは金額が最大のポイントです。

納期が短い事や部分修理出来るなどメリットがありますが一番のポイントは修理代です。

しかし複雑な作業で工賃が高かったりパーツ代が高い場合などはまれにメーカーの修理代のほうが安くなる事もあります。

なので特殊な作業や交換パーツが多すぎた場合はメーカーと相見積りをとることをお勧めします。

④真贋、パーツ純正確認

これは修理するつもりはありません。

ヴィンテージモデルやダブルネームなど改造などされていた場合のリスクがあまりにも大きい物は買取りする前にメーカーにて修理見積もりを行います。

メーカーでの見積もりでは真贋は勿論ですが時計の改造なども全て回答がいただけどれだけ修理代がかかるか、時計がどんな状態か分かるようになります。

どのメーカーでも言える事ですが最強の真贋方法です。

しかしリスクも高いです。

見積もりだけ行いキャンセルを複数回行っていると見積もり代をとられるようになります。

通常は送料だけで無料で行っていただけるサービスが見積料が数千円発生するなんて困りますよね。

僕は以前このペナルティを受けたので約3本に1本はメーカーにて見積もりをとったら修理をするようにしております

ペナルティも初めの数カ月ですぐ無くなりましたが現在どうなっているか分かりません。

たまには修理を進行した方が良いと考えます。

サブマリーナをメーカー修理に出してみた

メーカー修理がどんな場合で役立つか分かっていただけたところで本題に戻ります。

今回は修理パーツの多そうなサブマリーナを買取させていただきメーカー修理を行おうと修理に出しました。

少し古い時計でもありギャランティも無かったのでメーカーで修理を進行するつもりで出しました。

カケダシ
まあ不良箇所も多そうだけど10万前後が修理代かな

そんな軽いつもりでメーカーに修理依頼を!

回答は二週間ぐらいでFAXで帰ってきます。

読み通りの修理代

ロレックスの修理内容が記載された見積書

まあまあ思っていた見積もり価格に安心しました。

少し10万を超えましたが・・・

カケダシ
針の交換なども多く古い時計なのでトリチウムじゃなくなるのは困るな~

なんて思いましたがやはりこんなような見積もりで改めてロレックスのアフターサービスの良さを実感します。

多分これがパテックフィリップだったら修理代50万+納期半年のような結果になっていたでしょう。

ダイバーズウォッチの恐ろしい見積もり!それは「防水性」

予定の修理代だったので進行するかオーバーホールだけの部分修理はしてくれるか確認の為、備考欄をチェック。

ここに修理品の細かなポイントがびっしりと記されます。

時計の状態が細かく記載されたロレックスの見積書

汚れや傷が詳細にかかれトラブル防止が伺えます。

こんな細かく書かなくても文句は言われ無さそうですが世の中いろんな人がいるから注意が必要なんですね。

このポイントは交換されるパーツによって起こり得る不具合が記載されます。

ロレックス見積書の連絡事項記載欄

特にヴィンテージウォッチは素材が変わるのでしっかりと読むポイントです。

僕もしっかり確認。文字盤は交換したくないなど思いながら読んでいると

カケダシ
ん?別紙?

普段あまり付いてこない別紙なのでなんだろうと見てみると防水低下の可能性?

防水不良の可能性についての案内書

これが今回の大きなポイント防水性についての見積もりです。

ロレックスの時計はとても素晴らしい作りですが経年劣化でケースが腐食、サビで防水性能が落ちます

その場合使用に支障をきたすという事でメーカーからケース交換の提案があります。

とんでもない修理代

今回のケース交換費用は約20万!

オーバーホールとあわせて30万を超える見積もりとなりました。

勿論、このケース交換は任意ですが防水が効くか分からないサブマリーナは魅力半減だと思います。

だってダイバーズウォッチなのに水に入ると危険なんですよ。誰も欲しくありません。

買取りでもここまでの修理代がかかる事を想定して買取りしていないので困ってしまいます。

この見積もりがきたら買取店はどうするか

当社の場合は修理もしませんし一般ユーザーにも販売しません。

トキジ
じゃあどうするの?

市場に出品します。防水が効かなくてもパーツ需要はありますし業者によってはケースを所有している場合もあります。

通常の不具合の無いものに比べると一割は安くなりますが赤字までにはなりません。

一番オススメの販売方法です。

なかには悪い業者はこの見積もりを破棄してオーバーホールだけして黙って販売する業者もあります。古いダイバーズウォッチを中古で購入したら防水確認も含めてご自身でメーカーに見積もり依頼を出す事をお勧めします。

まとめ

ロレックスの見積もりについてご紹介しました。

防水性なんてのは見て分からないので正直回避のしようはありません。

しかしあまりにも古い時計でケースなどサビついていたりケースが変形などしていたらこのような状態も見越した買取りをしないと大きな赤字になる事もあります。

古いダイバーズウォッチはその場で買取りをしないでメーカーの見積もりをとってから買取りするのが一番リスクが低いと思います。

注意して買取りを行いましょう。

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