最近、同じ会社の同僚達とコンビニなどに買い物に行くとスマートフォン、クレジットカード、アップルウォッチなど様々な物で支払いの決済をしてます。
僕なんかはアナログ人間なのでまだ現金を持ち歩いていますがこういった同僚の決済方法はとてもかっこよくて憧れます。
自分の知らない所でメチャクチャ世の中は進化している事に驚きますよね。
私は現金じゃないといまだに何かカードから情報が盗まれるんじゃないかと警戒している原始人です。
クレジットカードを所有するのも遅かったのを覚えています。
早く真似したいなという事でアップルウォッチを購入検討中です。
日本なんかはこのキャッシュレスの流れが遅いくらいで海外では既に殆どの人が現金を持ち歩いておりません。
じゃあこの先、財布を使う人はいなくなるでしょうか?

僕みたいなアナログ人間はやっぱり現金が安心しますから財布が無くなると困ります。
今後、財布離れは深刻化して購入者が減る分、良い中古商材は減ります。
良い状態の商品を購入するには状態を見極める事が必要不可欠です。
本日は日本で最も人気が高いヴィトンの財布を中古で購入する際の見極めポイントを大公開。
このポイントを抑えれば良い状態のヴィトンの財布を格安で手に入れる事が可能です。
是非一読していただければ幸いです。
Contents
中古での財布購入は有りなのか
中古で財布を購入するのに抵抗がある方は多いのではないでしょうか。
とくに日本人は現金=大切な物を汚れた物に入れる事に抵抗を強く感じるそうでバッグ、時計は中古で良くても財布だけは新品じゃなきゃ嫌だという人は多いそうです。
逆に海外の方はどんな汚い財布もガンガン購入していきます。
中には財布として機能していない布と呼んだほうが正しい状態のものまで売れるから驚きです。
僕も抵抗がある一人で財布は結構定期的に買い替えをします。服などは何シーズンも同じですがw
なので、はなから財布の中古は購入対処外と思っている方・・・
そんな方はとても損をしています。
いきなり損していると言われても納得できないですよね。
ですので中古で購入するメリットを本日はお伝えさせていただきます。
新品で購入するよりも値段が安い。
新品で購入するより安くなきゃ誰も購入しないので当たり前といえば当たり前ですが結構安くなります。
ヴィトンの財布であれば非常に綺麗で使用感が少なくても定価の60~70%で購入可能。
つまり新品が10万もする高級財布が6~7万で購入出来るんです。
3万も安くなっちゃえばもれなくコインケースまで買えちゃいます。
状態としてはコインケース部分にコインを入れた、カード入れにカードを通したなど対した使用感が無くてもこれ程安くなる物もあります。
限定モデルも手に入る
既に廃盤になって新品では絶対購入出来ないモデルでも購入が可能です。
勿論なかにはプレミアがついており価格が高い物も存在しますが新品ですぐ売り切れてしまった物が購入出来るかもしれません。
一番大きいのはやはり購入価格を抑える事が出来る点ですかね。
特に上記でも記載しましたが日本人は中古の財布を嫌う傾向があります。
そのおかげで中古の財布は比較的バッグなどに比べるとお値打ちな販売価格になりやすいです。
本当に安く手に入るので一度中古商品を手にとってみて下さい。
僕なんてもう中古でしか財布は勿体なくて購入出来ません。
中古で購入する注意点
ここからは実際中古でヴィトンの財布を購入する際に注意していただきたいポイントを紹介させていただきます。
中古が安いのは特別な症状の商品もあるからなんです。
私も何度も失敗しましたが中古販売店が1~10まで細かく状態説明はしてくれません。
不親切ですよね。
ご自身で確認して購入して下さいと結構シビアです。
当たり前ですが返品を承っていない中古ショップが殆どです。
中古市場は生きるか死ぬかのサバイバル ちょっと大げさですがww
気づけない貴方が悪いという市場ですので注意しましょう。
現役鑑定士が見るポイントを今回ご紹介します。
慣れるまでは見落としてよく赤字にしてしまう事もあり先輩に怒られたりもしましたが怒られる事で多くの事を学びました。
簡単な部分から注意しないと気づかない点も是非覚えるようにしてお値打ち商品を手にいれましょう。
角擦れの有無
バッグでも気にして見るポイントですが財布も角擦れが出ます。
僕もそうですが男性はポケットに財布を入れる事が多く結構雑に扱います。
角が剥げると財布はみっとも無いですよね。
特に財布の角擦れですが注意するポイントが塗り直し。
剥げたからと言って塗り直す方がいます。器用ですが中古の価値としてはマイナス。結構厄介な中古商品の出来上がりです。
社外リペアとしてメーカーからは大ブーイング。なかには基準外の商品として取り扱われる事も
個人的には絶対オススメしない加工ですが中古ショップは高く売れるので結構やっちゃいます。
角が剥げた部分を同系色の塗料で塗りなおす作業ですがこれが結構見抜きにくい。

そう思っていると痛い目にあいます。
実際、私も何度も塗り直しをした商品を買取りました。
特徴な塗り直した部分は色は同じでも素材感に違和感を感じます。
触ったりすると肌触りから分かったりする事もあるので角は注意して見て下さい。
ボタンの閉まり具合
ヴィトンの財布のホックには2本金具が通っています。
この金具がホックを支え強い閉まりを生み出しています。
この金具が折れて1本になると閉まりが甘くなり勝手に開いてしまう事も。
財布が勝手に開いたら機能としては最早、財布では無いです。
こんな部分折れ無さそうですけど結構折れちゃう部分です。
厄介なのは折れていても開閉に不具合が出ない場合。折れていれば遅かれ早けれ閉まりが緩くなりますが販売店によっては説明せずに売っちゃう事もあります。
購入した時すぐに指摘しないと使用のなかで折れたんじゃないかと言われます。そんな事になったらメチャクチャ悔しいですよね。
必ず見るようにしましょう。
内張りのベタつき
このベタつきという症状はヴィトンのアイテムの説明で最も良く聞く症状です。
僕も査定の研修の中で比較的早く教えていただきました。
それだけヴィトンの財布を見るうえで重要なポイントと言えるでしょう。
ヴィトンの商品は内張りに合皮が使用されており経年でベタつく症状が出ます。
ココがポイント
このベタつきですが財布の状態としては結構なマイナスです。理由は簡単、財布でこの合皮を使う部分は札を入れる部分ですので入れると取り出し不可になるか札がメチャクチャ汚くなります。
つまり財布の機能として半分が失われます。
このベタつきが怖いのが使用しなくてもこの状態になってしまう点です。
日本の湿度が高く製造されて10年以上経過すると出やすい症状です。
外観が綺麗なのに安い!ラッキーって飛びつくとベタついている商品も多いです。
必ず綺麗な商品も内側を素手でさわり確認をして下さい。
メモ
またベタつき予備軍となる確認方法もあります。
それは合皮部分を爪で押す事。爪のあとがくっきりと残った場合は近いうちにベタつきます。
これが最強の確認方法ですがお客様の商品に傷をつける行為です。
絶対説明してから行って下さい。
糸のホツレ
ヴィトンの財布っていうと絶対に壊れないイメージがあるけどそんな事なく普通に糸ホツレが出ます。
意外と普通の財布と同じで安心しますよね。
このホツレは財布の負担がかかりやすい部分に出るので結構簡単に見つけれます。
強者は自分で縫い直します。そこまでその財布じゃないといけないかと思いますが思いは人それぞれ。
僕の場合は糸ホツレを目立たないようにライターで溶かします。
意外と良く見ないと分からなくなるからオススメの修正方法です。
ただ煙が結構出て異臭がするので周りに火災報知器が無いとこで行って下さい。
ファスナーエンド部分の飛び出し
この画像を見て下さい。
なんかファスナー部分が膨らんでませんか。
この症状はエンド部分の飛び出しに繋がる重要なポイント。
なんでこんな風に飛び出るような加工をしているんでしょうか。
押し込めば入るけどまた飛び出てくる。これは見抜くのが本当に難しいです。
妙なふくらみがあれば要注意。押し込んであるだけかもしれません。
ファスナー破れ
ファスナーレールのフチが破れる症状。ここが破れるとレールごと交換で修理代は2~3万かかります。
そんだけあれば中古で結構良い財布が買えちゃう。
逆を言えばこの状態であれば皆直すより買い替えを検討するので中古価値は殆どありません。
直すなんてよっぽど思い入れが無いと出来ないです。
まとめ
中古で購入する財布の状態を紹介させていただきました。
本当にまだまだ一部ですがこういったポイントを見落とすとメチャクチャ損する事になります。
特にベタつきは始めは分かりにくいです。
僕らは査定をする際、手袋をつけてお客様の商品を拝見するので良く見落としやすいです。手袋してるとなかなか分からないです。
絶対中古品を購入する時は素手で触る事をお勧めします。
もう財布なんてアナログ商品を持ち歩かないぜ!
だからこの情報は不必要。
そんな事を思っている方に朗報です。
ここでの紹介はなんとバッグでも活用出来ます。
ようは素材が同じなので同じ症状が出ます。
この情報を上手に活かせば絶対悪い個体は掴まされない!!と思いたい。
是非参考になれば幸いです。